ルーム2まとめ

  テーマ 平和教育と関連領域の教育をどう繋げるか

憲法・教育基本法にてらすと、あらゆる教育活動が平和につながる。
タコツボ化はいなめない。

1974年ユネスコ勧告がある。国際理解教育に関する学会として、日本国際理解教育学会がある。また国際教育と称されることもある。比較教育学からの視点も。近年、国際教育協力/開発として、日本型教育の輸出が危惧される。

平和学による知見では、平和構築への貢献があろうが、どのように平和構築をとらえたらよいか。
戦争について、歴史を学び、紛争解決への教育が平和教育ともいえる。戦争の悲惨さから暗くなり、いかりや悲しみが想起される。反対に、生徒が自ら動くように、柔らかな雰囲気でできないか[と笑える平和教育を思いついた]

被害/加害から和解/補償、空襲記録・戦争遺跡、また強制連行といった歴史課題のみならず、先住民族や労働問題、原発や基地問題、地域課題ともつなげる。

学校での時間が不足しているが、総合的学習の時間での展開は多い。

さまざまな情報を知っている人ととそうでない人の格差がある。地域によっても差がある。ヒロシマ・ナガサキとほかでは温度差がある。平和教育の年間指導が(鹿児島)あるところもあり、地域に根ざす実践もなされている。ただし、郷土教育(ふるさと教育)は、戦前の愛国教育の復活となる懸念がある。

社会教育では、平和のための博物館国際( INNP)や国内ネットワークがある。戦争博物館では、戦争美化がなされており、平和のための博物館定義をめぐる議論がある。他方、日本には平和博物館運動がある。
体験者の話を聞くだけでなく、地域からSDGSにもつながる視野を。人権やエシカルな基準も追求する。