振り返りアンケート 「今後、平和教育学を発展させるために考えられることをお書きください。
 このような交流を積み重ねていくと良いのではないかと思います。
 素朴に対話していくことも、大切だと思いました。実践でのワークショップ以前の問題もあるのかな、と最近感じております。
 村上先生のまとめ、勉強になりました。特に、「多様性の並置」は重要だと思いました。そして並置されるそれぞれの歴史的経緯をたどっていく作業が重要だと感じました。このフォーラムに集っている皆様の「学」の捉え方、「教育学」の捉え方、「平和教育」を捉える歴史的な経緯は、もっと多様だと思うので、今後ももっと皆様の背景がお聴きできることを楽しみにしています。
  いろいろな人のネットワークを構築していくこと。そこからスタートだと考えます。
 平和教育学会の設立。
 海外のPeace Educator をお招きし、交流の拡大を図りたいです。
 教育という場を使って、様々な学問がつながっていくこと。平和のために関連諸学を結集する立場ではなく、平和教育を進展させるために、諸学をかけ算して活用していく場(あるいは阻害要因を特定し、それに対処していく)ことが大切だと感じた。そのために、平和教育の上手くいっている点(これまでの蓄積の良い部分)と、今後の具体的な課題とそれに対する解決策の模索が求められる。実践(教育現場)と理論(研究機関)の役割をどのような補完的なものにしていくかも必要な議論。
 折角色々な研究に取り組んでいる研究者が集まっているので、辞典の更新や刊行物など、形にしていく取り組みをどんどん進めるといいのではないか。
 平和教育実践において、近年は方法が重要になっているが、同時に内容の深い理解も必要との認識が深まった。