制作者について |
小中高等学校において戦争を体験した平和教育の担い手が退職した今、平和について教える教師の授業実践力を維持し高めることが必要となっています。平和に関する素材を集めて教材をつくる力、授業を構成する力、子どもの主体性を活かして教える力、平和形成者の資質・能力を育てる力、などを向上させることが、平和教育では目指されます。 本HPでは、平和教育に関心を持ち実践を行う教師向けに、平和教育実践の始め方を解説し、平和教育の実践方法を示しました。また、単発的な平和教育実践にとどまるのではなく、子どもの発達段階を見通して、系統的に実践を行う学習目標の例を提示しました。戦後日本の平和教育の伝統である戦争について教える平和教育実践を中心としながらも、平和な社会をつくることに貢献できる子ども達を育てることをめざしています。 従来の平和教育の情報だけでは、戦争を知らない教師が平和教育を実践するためには充分ではありません。平和教育が実際に教育現場で実践されるためには、実践の重要性が認識され、教師が平和教育の実践方法を理解し、周りの同僚や管理職の協力を得て平和教育を行う教師たちを支持する環境づくりが必要です。 その目標に向けて、長く平和教育を実践してきた兵庫県西宮市小学校元教員の高見祥一先生のご協力を得て、授業づくりの具体的方法に踏み込めたHPの第3版を編集することができました。 平和の課題を特定し、平和社会の形成に向けて、どのような、またどのように平和教育を行えばよいのかについて、このHPが学校現場で役に立つことを願っております。 (2023.9.29) 【制作担当は以下の通りです】 村上登司文・・・ はじめに、1と2、7(一部、制作者について 連絡先 10423murakami(※)gmail.com 連絡先 taamaru8131(※)gmail.com 注: ※に@が入ります。 |