平和教育学フォーラムのHP
開設:2022.9.9  更新:2024.4.18

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歩み
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平和教育学フォーラムの設立趣旨

日本の平和教育は第二次世界大戦後から今日まで広く行われてきました。しかし、個別の平和教育論や平和教育実践は多くあっても、それらのアカデミックな整理は充分とはいえません。平和教育の発展のためには、平和教育をばらばらな理論と実践に留めておくのではなく、「平和教育学」と呼べる学問的領域を拓く必要があります。

 「平和教育学」では、平和教育の実践と理論について研究し、平和教育実践を理論面から支えるための学問的知見を体系化することを目的としています。アカデミックな立場から、平和教育の体系化を進め、「平和教育学」として発展することが望まれています。



 主 催:平和教育学研究会  <お問い合わせ先> peaceeducationforum@gmail.com

協 力:平和教育地球キャンペーン(GCPEJ)
 https://gcpej.jimdofree.com/cipe/kansai/10/



平和教育学フォーラムの歩み

2011514日・15日 平和教育関西国際フォーラム

2012121日  平和教育関西フォーラム

201391日   平和教育関西フォーラム

2016820日  平和教育学研究関西フォーラム
                フォーラム案内文

2017819日   平和教育学研究関西フォーラム:「平和教育実践を理論面から支える」
                フォーラム案内文

2018825日  関西平和教育学フォーラム:「戦後75年に向けての平和教育」

2022211日   平和教育学フォーラム:「平和教育の『見取り図』を描いてみる」
                第7回フォーラム案内文

2023211日   平和教育学フォーラム:「平和教育の再構築を目指して」
                第8回フォーラム案内文              

2023年10月8日  平和教育学フォーラム [交流会]:
       「平和教育にいま、必要なことは何か~平和教育者の広い繋がりを求めて~」
                第9回フォーラム案内文

2024年2月4日   平和教育学フォーラム:「危機の時代の平和教育をどう構想するか」
                第10回フォーラム案内文


 
平和教育関西国際フォーラム* *国際平和教育研究集会(IIPE)連携]

http://gcpej.jimdo.com

①時 期:2011年5月14日(土)午後1時30分から15日(日)午後1230

  「ガンディーと原子爆弾」 酒井 知美(大阪女学院大学)

  「ポーポキ、平和って、なに色? じゃ、戦争は?」ロニー・アレキサンダー(神戸大学)

  「世界の子どもたちとの協同学習・共同制作を通して異文化理解」 塩飽 隆子(ジャパンアートマイル)

  「「平和教育学」の新たな用語と意味(概念)の考察」金 惠玉( Kim Hye-ok)(立命館大学,大阪産業大学, 奈良県立医科大学非常勤講師)

  「イスラエル・パレスチナ紛争下における民族の共生と相互理解教育ユダヤ・アラブの共生村「平和のオアシス」の実践から」吉村 季利子(大阪大学大学院)

平和教育関西フォーラム  ―これからの平和教育

②日 時:201212月1日(土)午後1時30分から5時

場 所:京都教育大学FF11教室

  「平和教育の年表」 村上 登司文(京都教育大学)

  「平和教育の構造 -  "Peace Education: A Pathway to a Culture of Peace"の内容から」淺川 和也(東海学園大学)

  「世界秩序の教育と軍縮・不拡散教育:実践例」 野島 大輔( 関西学院大学千里国際学園高等部)

 
平和教育関西フォーラム

③日 時:2013年9月1日(日)午後1時30分から5時30

場 所:京都教育大学AA1, A2教室*

   淺川 和也「地域と世界での活動をむすぶ平和教育ネットワーク構想」

   天谷 和夫「市民に手による科学-世界連邦運動を補強する自然科学的根拠」

   竹内 久顕「シティズンシップ教育と平和教育-B・クリックの政治哲学に即して」

   村上登司文「広島と沖縄における平和教育のカリキュラム開発の比較」

 
平和教育学研究関西フォーラム

④日 時:2016年8月20日(土)午前1015分から午後5時

場 所:京都教育大学共通講義等(F棟)F21

内 容:

  基調提案:村上 登司文(京都教育大学)「平和教育学の展開」

  基調報告:野嶋 大輔(関西学院大学千里国際学園高等部)「世界秩序を構想する学習による平和教育の再構築中等教育におけるカリキュラム開発と実践

 
平和教育学研究関西フォーラム 

テーマ:「平和教育実践を理論面から支える」

⑤日時:2017年8月19日(土)  

場所:関西学院千里国際 中・高等部

  1)「平和学に根ざしたドイツの平和教育」寺田 佳孝 (国際医療福祉大学 小田原保健医療学部)

  2)「平和教育の現状と課題そして未来」西尾 理 (都留文科大学)

  3)「地域に根ざした平和教育の展開」高見 祥一 (西宮市立樋ノ口小学校)

  4)関西学院大学の平和教育 舟木 讓(じょう)(じょう) (関西学院大学)

  5)関西学院千里国際の平和教育から(関西学院千里国際 中・高等部 卒業生有志)

 
関西平和教育学フォーラム

テーマ:「戦後75年に向けての平和教育次世代につなぐ平和教育のあり方」

⑥日 時:2018825日(土)

場 所:京都教育大学A棟A1講義室

基調提案:村上 登司文「次世代の当事者性を高める平和教育」

報 告:

  宮田 昭子(学研イノベーション) 「次世代型の平和教育とは:『戦争体験を「語り」・「継ぐ」広島・長崎・沖縄』(2018.2)の編集から」

  外池 智(秋田大学教授)「広島・長崎・沖縄、そして秋田での『次世代の平和教育』」

 
第7回 平和教育学フォーラム  報告内容

  テーマ:「平和教育『見取り図』を描いてみる」

日時:  2022年2月11日(金)

場所:京都教育大学 A棟(A1教室)およびオンライン

基調提案:村上 登司文  「平和教育の様々な研究アプローチを整理する」

報告1:野島 大輔 「平和教育学にとっての『基礎』となる研究をどう共有するか」

報告2:淺川 和也 「平和教育と関連する諸教育分野の現状と課題(ESDSDGs等)」

 第8回 平和教育学フォーラム

  テーマ:「平和教育の総合的な再構築を目指して」

 日時:  2023年2月11日(土) 場所:京都教育大学 A棟(A3教室)およびオンライン

 基調提案: 村上 登司文 「平和教育研究の動向と研究成果」

 講演: 「記憶を視点とした平和教育の試み-広島大学EVRIの活動から-」
         草原 和博(広島大学大学院・人間社会科学研究科 教授)


 第9回 平和教育学フォーラム[交流会]
 
 テーマ:「平和教育にいま、必要なことは何か~平和教育者の広い繋がりを求めて~」

 日時:  202310月8日 ()  オンライン開催

 オンラインでのワールド・カフェ方式での対話を試みた

 各部屋での話合いのテーマ

  1)平和教育「学」を進めるために必要なことは何か   ルーム1のまとめ  村上登司文

  2)平和教育と関連領域の教育をどう繋げるか      ルーム2のまとめ  淺川和也 "scapple"による図式化

  3)平和教育でウクライナでの武力紛争をどう扱うか   ルーム3のまとめ 野島大輔

  4)平和教育の現場実践はどうなっているか        ルーム4のまとめ 西尾理


 振り返りシート 質問 「今後、平和教育学を発展させるために考えられることをお書きください。」

  第10回 平和教育学フォーラム

  テーマ:「危機の時代の平和教育をどう構想するか」

 日時:  2024年2月4日(日) 場所:オーストリアからの中継、文京区民センター3E会議室およびオンライン

 講演: 「戦争の時代における平和教育ヨーロッパの経験から
         ヴェルナー・ヴィンターシュタイナー (アルペン・アドリア大学 クラーゲンフルト校名誉教授 オーストリア
         「平和研究・平和教育センター」設立者、EUREDなどで、欧州と世界の平和教育研究を主導。

              配付資料:Peace Education in times of war? A European experience

   コメント:フォーラムに関するコメント
     講演に対するコメント、危機(戦争)の時代に平和教育をどう構想するか、 これからの平和教育研究
                          村上登司文
              配付資料:フォーラムに関するコメント

振り返りシート 質問 「今後、平和教育学を発展させるために考えられることをお書きください。」



関連リンク

平和教育学事典 (平和教育学研究会編集 2017.3)